アジア開発銀行(ADB、本部マニラ)は13日、日本など一部先進国を除いたアジア全域の2016年の国内総生産(GDP)成長率見通しを、従来予想の5・7%から5・6%へ下方修正すると発表した。インドを7・4%から7・0%へ引き下げたのが大きな要因。
インドは軟調な投資や、農業部門の減速が響いた。偽札対策などのために高額紙幣を廃止し、新紙幣の供給が追い付いていないことも足を引っ張った。インドを含めた南アジアも、6・9%から6・6%へ下げた。
17年の一部先進国を除くアジア全域の成長率は5・7%に据え置いた。
中国の16年の成長率は6・6%を見込んでいる。力強い国内消費や賃金の堅調な上昇などが下支えするという。17年は6・4%を予測する。(共同)