
鹿島がダム工事に投入する自動ダンプカー。土砂を積むブルドーザーや振動ローラーも自動化した【拡大】
業界団体の日本建設業連合会が2015年に行った試算によると、14年に343万人いた技能労働者の数は25年に216万人まで減る見通し。建設業の就業者は全産業平均と比べて高齢化が著しく、新規入職者を集めるだけでは大量離職の穴を埋めることは難しい。
この事態を政府も重視。石井啓一国交相は、昨年を「生産性革命元年」と位置付けた。大型公共工事への入札には施工のIT化を義務付けるなど、「担い手不足」を解決する取り組みを加速するよう発注者の立場から促していく。産学官が連携する協議会の運営費として17年度当初予算に3億円を盛り込んだ。
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■大手ゼネコンの省力化・IT化の主な取り組み
鹿島/自動のブルドーザー、ダンプカー、振動ローラーをダム工事で利用
大成建設/ビル建設に用いる柱鉄骨の溶接をロボット化。来年度導入する
清水建設/米シリコンバレーに社員が駐在し、有望なITベンチャーの情報を収集
大林組/土砂崩れの予兆、盛り土工事に伴う地盤沈下量の観測を自動化