ただ、ロシアが大統領選にサイバー攻撃を仕掛けたとしてオバマ政権が発令した制裁措置に関しては、「行き過ぎだとは思わない」と述べて、維持する考えを示唆した。
南シナ海要塞で批判
一方、中国には厳しく当たる場面が目立った。記者団からロシアのサイバー攻撃を繰り返し問われたトランプ氏は「あなた方は中国によって米国内で2200万件の情報がハッキングされたことを(ロシアと)同様に報じていない」と反論した。
トランプ氏はさらに、オバマ政権下で中国が「経済面で、また南シナ海での巨大な要塞の建設で米国の弱みに付け込んでいる」と批判した。
壁の費用は立て替え
不法移民の入国を阻止するためメキシコとの国境に建設する「壁」建設に関し、トランプ氏は「就任次第すぐにメキシコとの交渉を始める」と述べた。
トランプ氏は建設費用をメキシコに払わせると主張しているが、メキシコ側は拒否する意向だ。そのため、同氏は記者会見で「われわれが建設を始め、メキシコに費用を返金させる」と語り、米議会に立て替えのための予算措置を求める考えを示した。