
21日、米ワシントンで行われた「女性の大行進」に参加するマドンナさん(AP)【拡大】
【ワシントン=上塚真由】就任直後の米大統領に対する異例の抗議デモは全米各地や世界各国に広がりをみせ、トランプ新大統領に対する反発の強さを改めて浮き彫りにした。首都ワシントンで21日に行われた「女性の大行進」には、歌手のマドンナさんや女優のジュリア・ロバーツさんら著名人も多数参加した。
トランプ氏は女性を蔑視する言動やイスラム教徒やヒスパニック(中南米系)といったマイノリティー(少数派)に対する数々の差別的発言を行い、問題視されてきた。「反トランプ」を公言するハリウッドスターも多い。
「女性の大行進」に参加したコネティカット州の看護師、リサ・ウッズさん(51)は、行進の象徴であるピンク色の毛糸帽をかぶり、「女性にいまいましい言葉を発し、性的暴行疑惑もある人間を大統領に選んだ自分の国を理解できない。絶望していたが、今日はこれだけの人が集まって感動した」と涙ぐんだ。
参加者は女性の問題だけでなく、トランプ政権のさまざまな政策にも不安を抱えている。メリーランド州から駆けつけた販売員、マーシャ・ハリスさん(21)は「移民や地球温暖化への考えにも反対だ。トランプ氏の思い通りにさせてはならない」。