政府は7日、エコカー減税の対象を絞り込み、タワーマンションの固定資産税を見直すといった2017年度税制改正を盛り込んだ地方税法などの改正案を閣議決定した。自治体に配る17年度の地方交付税を前年度比3705億円減の16兆3298億円とする関連法案も決定、財源の一部を賄うため、交付税特別会計の借金返済計画を見直す。
17年春に期限切れとなるエコカー減税は19年春まで2年延長、適用基準は厳しくなる。購入時に支払う自動車取得税の場合、減税対象は新車の9割から17年度は8割、18年度は7割に縮小する。
20階建て程度に当たる高さ60メートルを超すタワーマンションの固定資産税は、階が上がるほど高くし、40階は1階より10%高くなる。17年4月以降に売買契約を交わす新築物件で、18年度以降に課税対象となる建物から適用する。
交付税特会の借金返済は現在、17年度は5000億円、その後は毎年1000億円ずつ増やし、22年度以降は毎年1兆円を返して50年度に完済する計画だった。変更後は17~19年度は各4000億円に減らし、以降は毎年1000億円ずつ増やすなどして、52年度に返済を終えるとしている。