
高市早苗総務相と千葉県勝浦市の「かつうら七福感謝券」【拡大】
高市早苗総務相は10日の記者会見で、千葉県勝浦市がふるさと納税1万円に対し7千円分の商品券を返礼としていることについて「改善を強く促していきたい」と是正を求める考えを示した。猿田寿男市長は「取り扱いの見直しを今後検討していきたい」とコメントした。
勝浦市の返礼品にある商品券「かつうら七福感謝券」は、登録している市内の宿泊施設や飲食店などで使える。1万円の寄付で7千円分もらえると注目を集めている。
市はホームページで「お贈りした感謝券をネットオークション等により転売しているケースが散見されます」「寄付者様ご自身がご利用いただきますようお願い申し上げます。また、転売された感謝券はご利用いただけませんので、決して購入しないようご注意ください」と警告しているが、今もインターネットのオークションサイトに出品されるなど転売が後を絶たない。
総務省は昨年4月、ふるさと納税の返礼品としてプリペイドカード、商品券、電子マネー、ポイント、マイル、通信料金などを贈らないよう全国の自治体に要請していた。高市氏は「商品券は金銭類似性が高く、制度の趣旨にそぐわない」と述べた。
千葉県内では、市川市が寄付1万円以上に「Tポイント」2千ポイントを贈る特典を平成27年7月に廃止。昨年5月には勝浦市に隣接する大多喜町が1万円寄付すると6千円分がもらえる商品券の返礼をやめている。