米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は3日、金融政策を決める14、15日の連邦公開市場委員会(FOMC)で「雇用と物価の期待通りの進展が確認できれば、金利の一段の調整が適切になる」と述べ、追加利上げを予告した。「米経済は著しく回復した」と評価し、景気過熱を防ぐため、この先も緩やかに金利を引き上げていく方針を強調した。
FRBは10日に発表される2月の米雇用統計で就業者数や賃金などの状況を確認し、15日のFOMCで政策金利を0・25%引き上げることを決める公算が極めて大きくなった。利上げに踏み切れば昨年12月以来となる。
イエレン氏は米中西部イリノイ州シカゴでの講演で、景気回復で「雇用は実質的に最大まで増えた」と語った。物価の目安とする個人消費支出(PCE)物価指数が1月に前年同月比で1・9%上昇したことなどに触れ「目標の2%に近づいている」とした。
(共同)