
5日、北京の人民大会堂で開幕した中国の全国人民代表大会(共同)【拡大】
今年1月の工作機械受注統計は前年同月比3.5%増の1037億4400万円と2カ月連続でプラス。なかでも中国向けが1年2カ月ぶりにプラスに転じた。建設機械出荷額も中国向けなどが牽引(けんいん)。1月は6.7%増の1763億円と3カ月連続で前年を上回った。
昨年10~12月期の実質国内総生産(GDP)速報値が年率で前期比1.0%増と4四半期連続のプラス成長を確保したのは、中国や米国向けの輸出が好調だったことが大きい。
今後、中国経済が減速すれば日本の製造業の業績は再び悪化する恐れがある。外需頼みの日本の経済成長が下押しされかねない。
保護主義を掲げるトランプ米大統領の登場は、通商面で中国経済に悪影響を与える恐れもある。日本経済の先行きも、不確実性が増しているといえそうだ。