習近平氏訪問で極貧村が豊かに 恣意的な貧困対策に隣村は不満 (2/2ページ)

2017.3.13 06:14

中国共産党の習近平総書記のポスターの前で、笑顔の唐宗秀さん=2月6日、河北省阜平県(共同)
中国共産党の習近平総書記のポスターの前で、笑顔の唐宗秀さん=2月6日、河北省阜平県(共同)【拡大】

 阜平県が視察先に選ばれたのは、抗日戦争の拠点の一つで、国民党との内戦のさなかに毛沢東が重要会議を開いたからだ。「党は阜平県の貢献を永遠に忘れない」。習氏は視察に合わせて愛国心を鼓舞し、共産党による一党独裁の正統性を訴えるのを忘れなかった。

 「習主席って誰だ。知らない」。阜平県に隣接する唐県の農村で、ごみの山をあさっていた男性(79)はそっけなく答えた。周囲の住宅は窓ガラスが割れ、家畜の糞尿(ふんにょう)の臭いが漂う。阜平県との落差は大きい。

 農業の男性(81)は恣意(しい)的な貧困対策に冷ややかな目を向けていた。「阜平県が発展したのは国の金のおかげだ。こっちの生活は何も変わらない」(阜平県 共同)

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。