このため、声明文の調整は18日までもつれこむ可能性がある。米当局の態勢が整っていないとして、貿易に関する議論を7月の首脳会議に持ち越すとの見方も浮上している。
国際通貨基金(IMF)の経済見通しによると、世界全体の成長率は2017年が3.4%、18年は3.6%と堅調だ。ただ、IMFは14日の報告書で「グローバル経済の恩恵を最大化するのはルールに基づいた多国間の貿易の枠組みだ」とくぎを刺した。
フランスやドイツなどでは選挙も予定されており、世界的に保護主義的な動きが広がることになれば、貿易が停滞し、成長が鈍化する恐れがある。(バーデンバーデン 中村智隆)
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■IMFの世界経済見通し(2017年1月)
(17年/18年)
・世界全体
3.4(0.0)/3.6(0.0)
・日本
0.8(+0.2)/0.5(0.0)
・米国
2.3(+0.1)/2.5(+0.4)
・ユーロ圏
1.6(+0.1)/1.6(0.0)
・英国
1.5(+0.4)/1.4(-0.3)
・中国
6.5(+0.3)/6.0(0.0)
※国内総生産(GDP)の対前年伸び率%。カッコ内は16年10月時点との比較。+は上方修正、-は下方修正