
眼下に白い砂浜と青い海が広がる「キクロスコーヒー」の屋上=4月、韓国・江陵(共同)【拡大】
2018年平昌冬季五輪で氷上競技が行われる韓国北東部の江陵。日本海を望む美しい海岸で知られる観光地で、近年、おしゃれなカフェが集まる「コーヒーの町」としても注目されている。地元関係者は五輪を機に韓国を訪れる外国人観光客も呼び込みたい考えだ。
ソウルから車で約3時間。見渡す限り広がる青い海と白い砂浜に沿うように、道路が約500メートルにわたって緩やかな弧を描く。「安木コーヒーストリート」と呼ばれる通りには、海を見下ろしながらコーヒーを楽しめる2、3階建てのカフェがずらりと並んでいる。
「週末には多くの観光客で席が満杯になる」と地元大手「コーヒーカッパー」のムン・ヒョンミ店長。五輪を来年に控え、町では来訪者の増加に期待が高まる。
ムン店長によると、海を見ようと多くの人が立ち寄ることから、00年ごろから徐々にカフェが営業を始めた。
地元もコーヒーを使った町おこしに乗り出し、09年から「コーヒーフェスティバル」を毎年開催。「カフェの町」として知られるようになり、カフェ目当ての客も増えていった。
屋上のテラスから海を見渡せる人気店「キクロスコーヒー」にソウルから友人2人と訪れたホテル従業員、キム・ヘジュさんは「(写真共有アプリの)インスタグラムで話題になっていたので来た。心が癒やされた」と満足そうに話す。
ただ、街頭の看板や店のメニューは韓国語表記だけのものが目立つ。外国人観光客の受け入れ態勢の整備が今後の課題といえそうだ。(江陵 共同)