私の周りには最近、このような人が増えてきている。そんな中で改めて「いったい、国籍とは何なんだろう」と考えてみると、坂本龍馬のことが頭に浮かんだ。彼は土佐藩の藩士だったときに「われわれは日本人なんだ」という考えから、重罪を犯してまで脱藩を選んだ。そして彼の行動が後の明治維新に多大な影響を与え、現在の日本の礎となっている。坂本龍馬が「自分は土佐の出身だ」と言いながらも、藩という小さな枠にとらわれなかったというのは、私の2人の友人の考え方と通じるものがあるのではなかろうか。
恐らく100年後か200年後には、国境は現在より意味のないものになっていて、一つの世界、一人の地球人という枠組みの中で人間は生きているはずだ。これこそが真のグローバル化だといえるのではなかろうか。
国籍とは何か。私にはその答えはまだ出せないが、「国籍など、なんでもよい」という友人たちの考えは、真のグローバル化への第一歩なのではないかと感じている。
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【プロフィル】森辺一樹
もりべ・かずき 海外販路構築のスペシャリスト。15年以上にわたり1000社以上の海外展開の支援実績を持つ。アジア新興国市場の販路構築が専門。海外市場開拓コンサルタントの第一人者として活躍中。“アジアで売る”ためのノウハウをネットラジオで無料配信中! www.spyderagent.com/podcast
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