全国農業協同組合中央会(JA全中)の奥野長衛会長は22日、山本有二農水相と会い、欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)交渉に対し、豚肉や乳製品など重要な国産農産品を保護するよう強い姿勢で臨むことを求める要望書を提出した。山本氏は「国内の農業の永続性、再生産との関係を考えながら交渉に臨む。大枠合意は簡単ではないとの認識だ」と述べた。
要望書では「農業者の間では大きな戸惑いと不安が広がっている」と指摘。奥野会長は会談後、記者団に「大きな影響がないようしっかり守っていただきたい。落ち度のないよう、全ての項目について目を配る必要がある」と訴えた。
日欧EPA交渉は、日欧の首席交渉官が19日から東京都内で本格的な協議を進めている。