
2プラス2会議前に握手する(左から)小野寺五典防衛相、河野太郎外相、レックス・ティラーソン国務長官、ジェームズ・マティス国防長官=17日、米ワシントン(ロイター)【拡大】
河野、小野寺両氏はオーストラリアで米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の新型輸送機オスプレイの墜落事故に関連し、飛行の安全確保を要請した。
4閣僚は17日午後(日本時間18日未明)に共同記者会見を行い、ティラーソン氏は「北朝鮮が間違った選択をした場合、外交努力は強い軍事的結果に裏打ちされていなければならない」と北朝鮮に警告。マティス氏も北朝鮮が米領グアム沖に4発の弾道ミサイルを発射する計画を公表した経緯を踏まえ「(日米両国は)ともに脅威を抑止し、必要であれば打倒する。いかなる敵対行為も効果的で圧倒的な反応に直面する」と断じた。
河野氏は「北朝鮮が挑発的かつ脅迫的な行動を自制し、非核化に向けて真剣な対話に戻ることが大事だ。対話のための対話には意味がない」と指摘。小野寺氏は「あらゆる事態の対応を万全とするため、自衛隊と米軍の防衛協力をさらに推進し、国民の安心・安全の確保に万全を尽くす」と強調した。