海外情勢

武漢、4月8日に封鎖解除 中国企業、業績最悪で活動再開いばらの道

 中国の湖北省政府は24日、武漢市の交通再開を4月8日から認めると発表した。新型コロナウイルスが最初に発生した同市の大規模な隔離措置は事実上解除される。

 声明によると、武漢市民は同市や湖北省を離れることができるようになる。同省が今月19日に報告した新型コロナの新規感染者はゼロとなっていた。

 だが、中国の経済活動が完全再開するのは容易でなさそうだ。CBBインターナショナルが四半期ごとに公表している「チャイナ・ベージュブック」によると、中国企業の1~3月期業績は全ての部門で状況の悪化を示し過去最悪となった。

 2月13日から3月12日まで3300社余りを対象に行われた同調査によると、小売りセクターを中心に販売が幅広く減少し、売上高と利益が同時に落ち込む現象が見られた。

 中国政府が2月に新型コロナ感染拡大を抑制する措置を全国規模で講じたため、国内の経済活動は落ち込んだ。同リポートは1~3月期について、「10~11%の国内総生産(GDP)縮小も不合理とはいえない」と分析。景気の持ち直しは国内の強靱(きょうじん)性だけでなく、中国政府のコントロールが及ばない要因にもかかっているとし、「世界経済の弱さを背景に、中国は4~6月期も低調な数字を認めざるを得ない可能性がある」と指摘した。(ブルームバーグ Claire Che、Yinan Zhao)

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