海外情勢

ホワイトハウスが政権交代への準備を指示 支持率低下で現実味も

 ホワイトハウスは27日、トランプ大統領が11月に再選されず新大統領が来年1月に就任する場合に備え、準備を開始するよう連邦機関に指示した。大統領選前には不測の事態に備えて、準備を行うことが決まっている。

 行政管理予算局(OMB)のボート局長は数十の政府機関に対し、関連法に沿って政権移行担当責任者を5月1日までに任命するよう文書で指示した。この中で、新たな大統領就任の可能性に備えることが関連法の趣旨だが、「政権の1期目から2期目への指導部移行の準備にも役立つ」と説明した。

 米大統領選で民主党候補の公認指名が確実なバイデン前副大統領は、トランプ大統領が新型コロナウイルスの感染拡大を口実に選挙を延期しようとするかもしれないとしている。

 トランプ氏は27日の記者会見で「選挙の日程を変更しようと考えたこともない」と語った。

 USAトゥデー紙とサフォーク大学が共同で実施した世論調査によると、バイデン氏の支持率が44%で、38%のトランプ大統領をリードしている。

 トランプ大統領は無党派層の支持を失いつつあり、27日公表された同調査結果によれば、無党派層のトランプ氏支持率は27%と、昨年12月調査時の45%から低下した。(ブルームバーグ Josh Wingrove)

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