海外情勢

米トランプ氏が失業者に追加支援へ 経済活動の再開推進

 トランプ米大統領は3日、新型コロナウイルス感染拡大で失業を余儀なくされた国民に対する連邦政府の追加支援を約束するとともに、経済活動の再開を推し進める考えを示した。

 ワシントンのリンカーン記念堂で同日開いた対話集会で、トランプ大統領は新型コロナによる米国での死者の見通しについて「7万5000人か8万、10万人の間のどこかだろう」と述べた。

 トランプ大統領は4月初めに死者が6万人に届かないよう期待すると語っており、予測を上方修正した形だ。米国の国内死者数は現時点で6万7000人を上回っている。対話集会はFOXニュースが中継した。

 トランプ大統領はまた「経済を再開させる必要がある」とし、新型コロナによる休業の経済的影響に対処すると表明した。一方、学校や大学に関する教師や学生からの質問に対しては、秋の再開を望んでいると述べた。

 さらなる経済対策については、労使双方が負担する給与税の引き下げを盛り込むべきだとの持論を展開し、「給与税の減税抜きに(経済対策を)実施することはない」と語った。

 トランプ大統領は5日にアリゾナ州を訪れる予定。先週末のメリーランド州の山荘キャンプ・デービッドの訪問を除くと、ワシントンを離れるのは3月28日以来となる。(ブルームバーグ Joshua Gallu、Jennifer Jacobs)

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