海外情勢

世界スマホ出荷11.9%減 20年予測、落ち込み過去最大

 米IT機器調査会社IDCは3日、2020年の世界スマートフォン出荷が前年比11.9%減と、年間ベースで過去最大の落ち込みになるとの予測をまとめた。

 それによると、20年の出荷台数は12億台と、昨年の14億台弱から減少が見込まれている。新型コロナウイルス感染拡大が始まったばかりの2月時点の予測(2.3%減)から大幅に下方修正された。1~3月期は前年同期比11.7%減と、過去最大の減少率を記録していた。

 IDCのワールドワイド・モバイル・デバイス・トラッカーズ担当アナリスト、サンギーティカ・スリバスタバ氏は「供給サイドの危機として始まった問題が、世界的な需要サイドの問題に発展した」と指摘。「ロックダウン(都市封鎖)の広がりや失業率の上昇で、消費者信頼感が低下し、生活必需品の消費が優先されている。これが短期的にスマートフォンの支出に直接影響を及ぼしている」と分析した。(ブルームバーグ Vlad Savov、Yuan Gao)

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