国内

コロナと豪雨響き街角景気改善鈍化 7月 2.3ポイント上昇41.1

 内閣府が11日発表した7月の景気ウオッチャー調査は、街角の景気実感を示す現状判断指数(季節調整値)が前月比2.3ポイント上昇の41.1となり、3カ月連続で改善した。新型コロナウイルス感染再拡大への懸念や豪雨災害が響き、改善幅は前月から鈍化した。

 項目別では「家計」が前月と同じ43.3、「企業」が7.4ポイント増の37.8、「雇用」が6.4ポイント増の33.8だった。都市部での感染者の増加や天候不順の影響で「中旬から回復の動きが失速し始めている」(近畿のレストラン)など悲観的な見方もあった。

 基調判断は「新型コロナ感染症の影響による厳しさは残るものの、持ち直しの動きがみられる」と据え置いた。

 2、3カ月先の見通しを示す先行き判断指数は8.0ポイント下落の36.0となり、3カ月ぶりに悪化した。

 政府の観光支援事業「Go To トラベル」について「感染者も増えてきていて、また振り出しに戻らないか怖い」(沖縄県の旅行代理店)などの声が目立った。

 7月の調査期間は25~31日。指数は50未満なら景気が下向きであることを示す。

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