海外情勢

米コロナ死者、年内最悪62万人 大幅増加見通しで冬季の警戒促す

 新型コロナウイルスによる全米の死者数は年内に大幅に増加するとの見通しが、新たな長期予測で明らかになった。

 ワシントン大学医学部の保健指標評価研究所(IHME)の最新予測によると、米国のコロナ死者は最も可能性が高いシナリオで年内に41万451人に達する可能性があり、最悪のシナリオでは62万29人としている。両シナリオの差異は当局がマスク着用やソーシャルディスタンス(社会的距離)確保の義務化をどの程度厳しく行うかにかかっていると、リポートは説明した。

 IHMEのクリストファー・マレー所長はリポートで「肺炎のように新型コロナは寒い気候で一段と流行する見通しのため、北半球の人々は冬が近づくにつれ特に警戒が必要だ」と指摘した。リポートは新型コロナワクチンが感染拡大に与え得る影響には言及していない。

 世界全体の死者数は年内に280万人に達すると予想。現時点から190万人増える計算だ。12月の死者は1日当たり最大3万人に達する恐れがある。

 マレー氏は「欧州や中央アジア、米国を中心に厳しい12月になると見込まれる」とした。(ブルームバーグ Reg Gale)

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