海外情勢

アシアナ航空買収、現代との交渉破談

 韓国のアシアナ航空はこのほど、建設大手の現代産業開発を中心とした企業連合による同航空の買収が破談に終わったと発表した。新型コロナウイルスの影響などでアシアナの負債が急増したため、現代側が買収条件の見直しを求めていた。政府系の韓国産業銀行を中心とする債権団が条件交渉に乗り出したが折り合えなかった。聯合ニュースが報じた。

 報道によると、アシアナは債権団の管理下に置かれる。産業銀行はアシアナに2兆4000億ウォン(約2155億円)の支援を決定。航空市場の状況が改善すれば再売却を目指す方針。現代側との間では、アシアナ傘下の格安航空会社(LCC)のエアソウルといった子会社も買収対象に含まれていたが、今後は分離売却の可能性もあるという。

 経営難に陥った中堅財閥、錦湖アシアナグループが昨年、中核企業のアシアナ航空売却を決定。同12月に現代側が計2兆5000億ウォンで買収することで合意していた。(ソウル 共同)

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