海外情勢

中国、アリババ金融など規制強化 複合企業に新たな資本要件

 中国はアリババグループ傘下の金融会社アントや中国恒大集団などのコングロマリットに対する規制を強化し、新たな資本要件を課す。49兆ドル(約5100兆円)に上る同国金融業界のリスク抑制を強める。

 国務院が公表した文書によれば、複数の金融セクターで事業を運営し、「金融持ち株会社」に指定されている非金融企業に免許取得を義務付ける。

 新規制は11月1日施行。銀行業を行い、5000億元(約7兆7000億円)以上の金融資産を保有する企業、あるいは銀行業は営まないが金融資産を1000億元以上保有する企業に適用される。

 規制対象となる企業は、実際に払い込まれた登録資本金が50億元以上であり、さらにその額が管理下に置く金融部門の登録資本金を合わせた額の50%以上に相当するという要件を満たさなくてはならない。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で経済成長率が急激に落ち込み、不良債権が積み上がる中、中国当局は規制の抜け穴を塞ぎ、安定を維持する取り組みを強化している。(ブルームバーグ Bloomberg News)

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