海外情勢

豪カンタス、コロナ禍による経営難で「ワラビーズ」と決別

 オーストラリアのカンタス航空は、オーストラリア・ラグビー協会との30年にわたるスポンサー契約を今年末で終了すると発表した。新型コロナウイルスの流行で経営が打撃を受け、全社的に支出を見直す必要に迫られたことが理由。

 「ワラビーズ」の愛称で知られるラグビー・オーストラリア代表のジャージーにプリントされているカンタスのロゴは年末で姿を消すこととなる。ラグビー協会はカンタスに代わる主要スポンサーを探す。

 地元メディアによると、これまでカンタスは協会側に年間500万豪ドル(約3億7300万円)相当の支援をしていた。

 カンタスはコロナ禍で従業員の削減など大規模なリストラに着手しており、タリー最高顧客責任者は「何千人もの従業員が職を失い、さらに何千人もが一時帰休となる環境下で、これまでのような形でのスポンサー契約は維持できない」と説明している。

 オーストラリア・オリンピック、パラリンピック委員会との契約は維持し、来年の東京五輪・パラリンピック参加選手らへの支援を続ける。オーストラリア・サッカー連盟などとの契約も今後1年間は維持するが、資金提供はせず、フライトの利用など現物ベースでの支援とする。(シドニー 共同)

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