国内

大阪メトロ、民泊開業断念 マンション売却で数億損失

 大阪メトロが民泊事業向けに大阪市浪速区のマンションの土地と建物を20億円超で購入しながら、新型コロナウイルス禍で訪日外国人客が大幅に減った影響で開業を断念し、昨年12月に売却したことが22日、同社への取材で分かった。売却額や売却先は非公表。購入額と比べて数億円の損失が出たという。市は同社に100%出資している。

 繁華街の新世界に近い立地のため、同社は訪日外国人客の需要を見込んでいた。担当者は「賃貸への変更も検討したが、売却した方が損失が少ないと判断した」と説明。他にも民泊事業向けにマンションを購入しているが、開業時期が差し迫っていないことから、売却などは検討していないという。

 損失が出たことについて、松井一郎市長は22日、市役所で記者団に「コロナが長期化し、経営判断として勇気ある撤退をしたということだと思う。ビジネスにはリスクもある」と述べた。

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