海外情勢

イエレン氏、ゲームストップ問題に対応 金融規制当局招集し議論

 イエレン米財務長官は、金融市場における最近のボラティリティー(変動性)の高まりについて協議するため、金融規制当局の会合を招集した。財務省報道官が声明で明らかにした。ロビンフッド・マーケッツの株式取引プラットフォームを使った個人投資家によるゲームストップ株などの熱狂的な取引と、それに伴う混乱に対応する最初の正式な取り組みとなる。

 イエレン氏は証券取引委員会(SEC)や連邦準備制度理事会(FRB)、ニューヨーク連銀、商品先物取引委員会(CFTC)の当局者との会合を予定している。

 声明によれば、「イエレン長官は市場の公正性が重要と認識しており、金融市場における最近のボラティリティーのほか、このところの動きが投資家保護や公正で効率的な市場と整合的かどうかについて、議論を呼び掛けた」という。

 イエレン氏は財務長官として、金融安定監視評議会(FSOC)の議長を務める。ただ、ゲームストップに関する今週の会合はFSOCの正式な協議の場というよりも、金融規制当局トップの臨時の集まりの色彩が強い。

 財務省報道官は、イエレン氏が金融規制当局の会合を招集するのに先立ち、倫理上の免除を要請したとのロイター通信の報道内容を確認した。

 同氏はヘッジファンド運営会社シタデルから70万ドル(約7300万円)余りの講演料を過去に受け取っていた。シタデルを率いるケネス・グリフィン氏は、ロビンフッドの顧客の取引を執行するマーケットメーカー(値付け業者)シタデル・セキュリティーズも支配下に置く。(ブルームバーグ Saleha Mohsin)

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