海外情勢

コロナ対応ランク首位はNZ 小規模国優位、日本45位

 オーストラリアのシンクタンク、ローウィー研究所はこのほど、世界98カ国・地域が新型コロナウイルスにどの程度効果的に対応したかを数値化し、ランキングを発表した。

 1位はニュージーランド、2位以下はベトナム、台湾、タイ、キプロスと続き、日本は45位。「人口1000万人以下の小規模な国は2020年の大半の期間、大規模な国より機敏に健康上の緊急事態に対応した」としている。

 感染者、死者が世界最多の米国は94位、欧州で最も死者が多い英国は66位。インドが86位、最下位はブラジルだった。

 調査は各国・地域で100例目の症例が確認されてからの36週間を対象に実施。公表データを基に感染者数、死者数、人口100万人当たりの感染者数や死者数、検査での陽性率などを調べ、数値化した。中国は公開データが少なく、調査対象から除外した。

 同研究所は「経済発展レベルや政治体制の違いによるランキングへの影響は想定よりも小さかった」と指摘。民主主義か独裁主義かなど政権の性質とは関係なく、効果的な危機対応には指導者への市民の信頼、指導者による適切な国家運営が重要との見方を示した。その上で「人口が少なく、社会に結束力があり、有能な制度を持つ国が比較的有利だ」と分析している。(シドニー 共同)

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