海外情勢

iPadPro新モデル発表 アップル、自社設計プロセッサー搭載

 米アップルは20日、タブレット端末「iPad Pro(アイパッド・プロ)」の新モデルを発表した。従来モデルより高性能なプロセッサーを搭載し、第5世代(5G)通信規格対応とした。新型コロナウイルスの感染拡大が沈静化するなかでオフィスや学校に戻る消費者の取り込みを狙う。

 新モデルの外観は従来モデルとほぼ同じで、画面サイズも11インチと12.9インチを引き継いだ。プロセッサーは自社開発した「M1」を採用。約1年前に発売されたアイパッド・プロに搭載されている「A12Z」よりはるかに高速処理が可能だとしている。

 12.9インチの新モデルは「ミニLD」スクリーンも搭載。従来モデルよりも明るく高精細な画面表示が可能になったという。カメラシステムもアップグレードし、前面には新しい12メガピクセルのウルトラワイドカメラを搭載した。

 新型アイパッド・プロは4月30日に予約が開始され、価格は11インチモデルが799ドル(約8万6000円)、12.9インチモデルは1099ドルから。

 アップルはこの日、デスクトップ型パソコン「iMac(アイマック)」の新モデルも発表した。従来モデルのプロセッサーはインテル製だったが、こちらもM1に切り替えた。

 画面サイズは24インチと、従来エントリー機種の21.5インチから大きくなった一方、本体を薄型化した。色は7色展開となる。価格は1299ドルから。インテル製プロセッサーを搭載した従来モデルは1099ドルからだった。

 コンピューター業界の多くがラップトップ型に注力する中、アイマックは引き続き同社製品群の重要な部分を占めている。新型コロナウイルスワクチン接種の進展で一部の国が経済活動の再開に動き始める中、社員のオフィス復帰がアイマック需要を後押しする可能性がある。

 また「iPhone(アイフォーン)」向けの基本ソフト(OS)を来週アップグレードすることと、かばんや財布、鍵など持ち物に取り付けることで、紛失したときに場所を調べて探し出すことができる新アクセサリー「AirTag(エアタグ)」も併せて発表した。(ブルームバーグ Mark Gurman)

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