海外情勢

広東の原発は「正常に稼働」 放射能漏れ報道受け中国広核集団

 中国広核集団(CGN)は、中国広東省にある同社の台山原子力発電所の放射能漏れの可能性を米CNNが報じたことを受け、15日までにウェブサイト上で同原発と周辺の環境指標について「正常な値を示している」と釈明した。

 CNNは米当局者の話とCNNが検証したとしている文書を基に、同原発の建設を支援したフランス電力公社(EDF)傘下のフラマトムが同原発で「放射能の脅威が差し迫っていると米政府に警告した」と報じた。これらの文書にはフラマトムから米エネルギー省に送付された支援要請の書簡もあった。

 この書簡を受けワシントンで幾つかの高官協議が行われ、米仏両政府も話し合ったとCNNは報道。米中両政府間の接触もあったという。米当局者は一般市民あるいは原発作業員の安全に関し深刻な脅威はないと考えているともCNNは伝えた。

 フラマトムは「台山原発と性能問題の解決に向けた支援を行っている」と説明。同原発は安全性評価基準内で稼働しているという。

 CGNは台山原発合弁に51%出資。残りのうち30%をEDFが出資する。工業の中心地である広東省では電力不足が報じられている。中国は米仏に次ぐ世界3位の原発大国。(ブルームバーグ Dan Murtaugh、Derek Wallbank)

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