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昨年の世界貿易額7%減、コロナ影響 ジェトロ推計

 日本貿易振興機構(ジェトロ)は29日、2020年の世界貿易額(輸出ベース)が推計で前年比7・0%減の17兆2180億ドル(約1890兆円)だったと発表した。数量も5・0%減った。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の停滞や原油価格の下落が響いた。

 金額、数量がともに前年を下回るのは金融危機の影響を受けた09年以来という。

 20年は資源関連のほか、自動車を含む輸送機器など幅広い製品の輸出額が減少した。一方、半導体などのデジタル関連製品は4・3%増えた。コロナ下で在宅用のデジタル機器の需要が増えたことが要因とみられる。

 ジェトロの佐々木伸彦理事長は29日の記者会見で「貿易は徐々に回復しつつある」としながらも、コロナ前の状態に戻るにはワクチンの普及や変異株への対応などが大きく影響するとして「まだ予断を許さない」と語った。

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