国内

みずほ証券、和解成立 粉飾企業の上場巡る訴訟

 半導体製造装置メーカー「エフオーアイ」(破産)の粉飾決算で損失を受けた株主らが、株の売り出しで主幹事だったみずほ証券に損害賠償を求めた訴訟は3日、東京高裁(平田豊裁判長)で和解が成立した。株主側によると、みずほ証券が約3千万円を支払うとの内容。

 最高裁は昨年12月の判決で、粉飾決算を指摘する投書があったのに必要な調査や確認をしなかったとして、みずほ証券の賠償責任を認め、審理を高裁に差し戻していた。

 判決によると、エフ社は平成21年11月に東証マザーズへ上場したが、売り上げの97%が架空だったことが発覚し、22年6月に上場廃止となった。1審東京地裁はみずほ証券に約3千万円の賠償を命じたが、30年の2審判決は「通常求められる注意義務は尽くしていた」と株主側敗訴とした。

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