海外情勢

ベネズエラが「デノミ」実施へ 10月から100万分の1に

 ベネズエラの中央銀行は5日、通貨ボリバルからゼロを六つ取って100万分の1に切り下げるデノミネーション(通貨呼称単位の変更)を10月に実施すると発表した。社会主義的な経済運営の失敗で、激しいインフレに見舞われているためだ。

 デノミは2008年と18年にも実施。18年のデノミで通貨の正式呼称を「ボリバル・ソベラノ」としたが、中銀は10月1日から「ボリバル・デジタル」を導入し、現金通貨とデジタル通貨が「共存する」としている。

 元野党議員らが運営する経済指標監視団体の推計によると、今年6月のインフレ率は前年から約2615%上昇。ベネズエラ中銀によると、1ドル=約404万ボリバルとなっている。

 18年のデノミでは通貨を10万分の1に切り下げ、08年には千分の1に切り下げた。現在は経済のドル化が進んでいるほか、市民はデビットカードを使って買い物をするのが一般的になっている。(共同)

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