海外情勢

仏高官「英は米の属国になった」と侮蔑 大使召還で英国を無視

 米英豪3カ国の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」創設によりオーストラリアに潜水艦共同開発計画を破棄されたフランスは17日、駐米、駐豪両大使の召還方針を発表したが、英国に言及しなかった。フランス高官は英国が米国の「属国」になったと侮蔑。相手にしないとの抗議とみられ、同盟関係で異例の対立が一層際立った。

 フランスとの計画を破棄したオーストラリアは、米英から支援を受けて原子力潜水艦を導入する方針。フランスのルドリアン外相は16日、米豪を名指しして「裏切りだ」と強く非難した。

 ルドリアン氏は英国には触れなかったが、同氏を補佐するボーヌ欧州問題担当相は17日、ラジオのインタビューで「英国は『グローバルブリテン(世界的な英国)』になるとして欧州連合(EU)を離脱したが、私たちが目にしているのは米国の懐への回帰で、一種の属国化だ」と主張した。(共同)

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