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カルビー、中国スナック菓子市場参入 食品流通大手・頂新と提携

2012.4.10 05:00更新

 カルビーは9日、台湾・中国食品流通大手の頂新グループ、伊藤忠商事と提携、中国向けにスナック菓子を生産・販売すると発表した。少子高齢化で国内市場が低迷するなかで、経済成長の続く中国市場で消費の取り込みを図る。2018年3月期に中国で売上高500億円規模を目指す。スナック菓子の原料の調達と生産、販売を手がける合弁会社「天津カルビー食品」(中国・天津市)を7月に、3社で設立する。資本金は2000万ドル(約16億3000万円)で、出資比率はカルビー51%、頂新グループ傘下「康師傳(カンシーフ)方便食品投資」45%、伊藤忠4%。董事長(会長)にはカルビーの松本晃会長が就任する。

 12月に事業を開始、ポテトチップスやポテトスナック「じゃがりこ」などを展開する計画で、カルビーがスナック菓子の製造技術を提供し、頂新が中国国内での販売を担う。伊藤忠は今後、ジャガイモなど原料の供給体制を構築していく。9日都内で会見したカルビーの松本会長は「中国は将来、世界最大の市場になる」と事業展開に自信をみせた。

 伊藤忠によると、中国のスナック菓子市場は約1500億円ともされ、3社は天津に続き華南、華東、華西でも同様の新会社を設立して事業を拡大し、今後5年以内に中国で10%のシェア獲得を目指す。

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