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電機
シャープ、アクオス6機種発表 国内最大80V型画面で反撃
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シャープは18日、液晶テレビ「AQUOS(アクオス)」の新製品6機種を発表した。畳1枚分以上の大きさがあり、国内最大の画面サイズの80V型をラインアップ。画面の大型化でテレビの価格下落に歯止めをかけ、テレビ事業で巻き返しを狙う。6月10日以降順次発売する。
新機種の画面サイズは40V型から80V型。色や質感の表現力が高まる駆動システムを導入したほか、従来の2倍の処理能力を持つシステムLSI(高集積回路)を搭載し、動きの速い映像も鮮明に表示できるようにした。
ネットワーク機能も強化し、シャープ製のスマートフォン(高機能携帯電話)で撮影した動画や写真などをテレビ画面で表示できる。市場想定価格は16万円から95万円で、月産台数は6機種合計で3万台。
80V型のパネルは「第10世代」と呼ばれる5畳分の大きさのガラス基板からパネルを切り出す主力の堺工場(堺市堺区)で生産する。
シャープは資本提携で、世界最大のEMS(電子機器受託製造サービス)である台湾の鴻海(ホンハイ)グループを筆頭株主に迎え、堺工場を共同運営する。液晶パネルの主要部材「カラーフィルター」を供給する大日本印刷と凸版印刷も堺工場の運営子会社に資本参加すると表明しており、液晶パネル事業の立て直しを急いでいる。