世界初!放射線測定スマホも登場 ソフトバンクが新モデル発表
2012.5.30 05:00更新
ソフトバンクグループのソフトバンクとウィルコムは29日、夏商戦に向けたスマートフォン(高機能携帯電話)など、6月上旬以降に順次発売する新製品12機種を発表した。ソフトバンクの携帯電話はつながりやすい周波数帯に対応し、世界初の放射線測定機能搭載スマホなど機能にもこだわった。ウィルコムはPHSと携帯電話の2つの回線に対応したスマホを投入。ネットワークのよさや新機能を前面に押し出し、顧客囲い込みを加速させる。
ソフトバンクは、障害物を避けてつながりやすい900メガヘルツの周波数帯の通信サービス「プラチナバンド」を7月25日に始める。今回発表のスマホ4機種と、従来型の携帯電話3機種のすべてが対応。孫正義社長は発表会で、「ソフトバンクの電波に対するイメージをよくしていきたい」と力を込めた。
注目の機種は、世界で初めて放射線測定機能を搭載したシャープ製スマホ「パントーン5」だ。専用のボタンを長押しするだけで簡単に測定できる。従来型携帯電話で人気だったパントーンの豊富なカラーバリエーションはそのままで、防水機能などもある。富士通製のスマホ「アローズA(エース)」は、アローズシリーズで初めてソフトバンクから発売される。
スマホ向けサービスも拡充する。野球やサッカーなどの動画配信サービス「スポーツLIFE」を、今夏以降に開始。ジャンルごとに月額350円で見放題となる。また映画やアニメなどが月額490円で見放題の「ムービーLIFE」でも、今夏以降に音楽やスポーツなどのジャンルを追加する。
ウィルコムは3機種を発表。京セラ製のスマホ「ディグノデュアル」は、通話でPHSと携帯電話の2つの回線が使える。ウィルコム同士だけでなく他社携帯や固定電話へのPHSの通話料が無料になる料金プラン「だれとでも定額」の月額利用料980円が無料になるキャンペーンも実施する。
NTTドコモやKDDIもスマホの拡充に加え、映像の定額配信サービスなどを充実。夏商戦を制するには、端末の差別化に加え、新サービスによる顧客取り込みがカギを握っている。