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ソニー、CMOSセンサーで世界初の積層型開発 スマホなどに投入
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ソニーは20日、デジタルカメラなどに使う画像処理用半導体のCMOSセンサーで、世界初の積層型構造品を開発し、10月から順次出荷すると発表した。従来品よりも面積比で40%程度小型化できるという。
またレンズ部分も含めたカメラユニットも発売し、スマートフォン(高機能携帯電話)など携帯電話のカメラ向けに投入する。
新商品「ExmorRS(エクスモア アールエス)」は、同社の裏面照射型CMOSセンサーの次世代品。光を画像信号に変換する信号処理回路を、受光部となる画素部分の背後に重ね合わせて積層化した。
有効画素数は808万画素と1313万画素の2種。それぞれ夜景など明暗が強い場面や逆光でも高画質で撮影できるタイプなどを用意した。サンプル価格はCMOSセンサーが1000~1500円、カメラユニットが5000~8000円。
同社は、CMOSセンサーの8割を外販する画像処理半導体センサーの大手。携帯電話向け画像センサーの市場規模は2012年度に13.4億個、15年度に16.3億個と拡大が見込まれており、今回の次世代品の投入で市場シェアの拡大に弾みをつける考えだ。
すでにスマホ向けの商談が進んでいるといい、イメージセンサ事業部長の上田康弘業務執行役員は「新商品では1億個の販売を目指す」としている。