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一部着陸料半額などでLCC誘致強化 新関空会社が中期計画を発表
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関西国際空港と大阪(伊丹)空港を一体運営する新関西国際空港会社は24日、平成26年度を最終年度とする中期経営計画を発表した。来年から深夜・早朝便の着陸料を5割値下げし、格安航空会社(LCC)中心に就航便の拡大を図るのが柱。26年度には営業利益を353億円に引き上げ、両空港の運営権売却(コンセッション)に向けた経営基盤を固める。
中期計画では、関空で来年3月から発着枠に余裕のある午前1~6時の国際線と国内線の着陸料を現在の半額に引き下げる。また、100億円を投じて新たなLCC専用ターミナル(第3ターミナル)を建設し、27年度にも開設する。
こうした取り組みにより、国際線便数に占めるLCCの割合を現状の14%から26年には25%に増やす。同様に、伊丹では低騒音機の着陸料を割り引く制度を導入する。
中期計画では26年度に売上高を1505億円に、関空の発着回数は17万回に増やす。新関空会社の安藤圭一社長は「将来の成長の布石を打つ」と強調した。ただ、26年度中の運営権売却の成否については、「そのときの情勢による」と明言を避けた。