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大王と北越紀州、製品相互供給・技術開示で提携
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大王製紙と北越紀州製紙は14日、製品の相互供給や生産技術の相互開示を柱とする技術提携契約を結んだと発表した。
今年8月に資本提携した両社による具体的な連携策の第1弾となる。輸入紙の流入などで業績が振るわない中、提携強化を通じて技術力向上や物流の効率化などによるコスト削減を進め、収益力の強化を図るのが狙い。
両社は同日、技術部門の役員をトップとする「総合技術提携委員会」を設置した。製品の相互供給や生産技術の相互開示などの具体的な内容を協議する。
製品の相互供給では、両社拠点の地理的補完関係を生かし、北越紀州が関西の顧客向けに生産・出荷している製品を大王の三島工場(愛媛県四国中央市)で生産・出荷。逆に、大王が関東の顧客向けに生産・出荷する製品を北越紀州の新潟工場(新潟市)で生産・出荷することなどを想定、物流コストの大幅削減を図る。
さらに、製品の相互供給に向け、両社が幅広い商品の生産技術の相互開示を進めるほか、共同購入による原燃料費の削減も検討する方針。
北越紀州の赤川公一専務は14日の記者会見で、「大きなシナジー効果が期待できる」と強調した。
両社は2006年から主に塗工紙やパルプの製造技術の提供などで提携していたが、8月に北越紀州が大王の筆頭株主になったことを受け、提携強化の具体策を検討していた。