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洋上風力発電で共同設計・施工 新日鉄住金エンジと鹿島

2012.11.16 05:00更新

 新日鉄住金エンジニアリングと鹿島は15日、洋上風力発電施設の建設で共同施工すると発表した。両社が持つ技術優位性を生かして、適地の検討から設計・施工まで一貫したサービスを提供し、顧客への提案力を強化するのが狙い。今後の風車大型化に対応し、建設工事に必要な大型作業船の共同保有も2社を中心に検討する方針だ。

 両社は今後、年間10万キロワット級の洋上風力発電所を施工し、5年間で合計50万キロワットの建設工事受注を目指している。新日鉄住金エンジ海洋事業部の坂本隆商品企画・プロジェクト部長は15日の記者会見で、「年間200億円程度の売り上げにつなげたい」と述べた。

 新日鉄住金エンジは海洋構造物の設計・施工に豊富な実績があり、今後の洋上風力発電で有力となる「鋼構造式基礎」の設計・施工に強みを持つ。鹿島は大型海上工事のノウハウに加え、風力発電所の設計・施工を数多く手がけている。

 地球温暖化や東日本大震災後のエネルギー不足を受け、発電コストが比較的安価なエネルギー源として風力発電への期待が高まっている。これまでは陸上風力発電が積極的に進められてきたが、平均風速が高く安定した発電量が得られ、風車の大型化などが可能な洋上風力発電への期待も高まっている。

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