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「ユニクロの価格は高過ぎる」 アジア攻略でファストリ柳井会長兼社長
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ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長=東京都港区(荻窪佳撮影)
「消費者の収入が増えない中、商品の選別の目が非常にシビアになっていると実感する。安くて価値がある商品を売り、選ばれるブランドになりたい」
「価格とファッションの双方でリーダーシップを追求する。(低価格ブランドの)ジーユーは両方で評価されたがユニクロは失いかけていた。ジーユーが990円で売る商品を、2990円で売っていたユニクロは1990円に下げないと難しい。原材料の調達、サプライチェーンを組み替える。中国での生産比率を下げ、(賃金の安い)東南アジアで生産を増やす」
「既存店のてこ入れに力を入れる。古い店の建て替えや条件のいい立地への移転、大型化が中心となる。東京・新宿でビックカメラと組んだ『ビックロ』などの話題作りも重要だ」
「アジアで圧倒的ナンバーワンになるためにはユニクロの価格は高過ぎる。特に中国の地方、フィリピンなどでは苦しい。まずユニクロのイメージを確立し、次いで姉妹ブランドのジーユーを展開する」
「民主党政権下で日本は国力、信用力ともかなり失った。二流の国というイメージだ。短期間で首相が交代しては成果は出せない。安倍首相は4年間仕事をする前提で取り組んでほしい。世界から一流と思われる矜持(きょうじ)を取り戻す経済政策を期待したい」(藤沢志穂子)