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トヨタ、通期最終益を8600億円に上方修正 単体営業益も5年ぶり黒字
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トヨタ自動車は5日、2013年3月期の連結業績予想を大幅上方修正した。売上高は従来予想より5000億円多い21兆8000億円とし、最終利益は800億円多い8600億円とした。
中国を除く海外での販売好調や円安加速などで、3カ月前の中間決算時よりも収益とも積み上がる見通しとした。営業利益も1000億円上方修正し、1兆1500億円に引き上げた。
この上方修正により、連結最終益の伸び率は前期比約3倍増となる。売上高は17.3%の増収となる。
またトヨタ自動車単体の通期業績予想では、主に国内生産の儲けを示す単体営業損益が5年ぶりに黒字になる見通しを発表した。前期は4398億円の赤字だったが、今期は1500億円の黒字に転換する。単体の通期最終益は前期比約18倍の6300億円を予想している。
同時に発表した2012年4-12月期連結決算は、営業利益が前年同期比約7倍となる8185億円に、最終利益は約4倍の6481億円となった。