セブン&アイ、一足早く合同入社式 1180人が社会人に
2013.3.15 08:00更新
セブン&アイ・ホールディングス(HD)は14日、セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、そごう・西武などグループ15社の合同入社式を東京都内のホテルで開いた。
他の大手企業より一足早く、前年より402人多い計1180人が社会人としてのスタートを切った。
鈴木敏文会長は「世の中がこれからどう変わろうとしているか敏感に悟ってほしい」と呼びかけた上で、来春に予定される消費税増税を踏まえて「消費者に信頼される店作りに努めてほしい」と激励した。
新入社員代表のセブン-イレブン・ジャパンの日野里美さん(22)は「未来を見据え失敗を恐れず、常に新しいことに挑戦し続けます」と式辞を述べた。
セブン&アイHDは今春の賃上げを決めており、4年ぶりのベースアップ(ベア)も行うイトーヨーカ堂の上前瑛さん(22)は「私たちへの期待に応えられるよう全力で頑張りたい」と気を引き締めていた。
セブン&アイHDは接客に早く慣れてもらうため、毎年3月に入社式を開いている。