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【ネットろんだん】堀江氏出所 激やせと“更生ぶり”に異例の注目

ニュースカテゴリ:企業の情報通信

【ネットろんだん】堀江氏出所 激やせと“更生ぶり”に異例の注目

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 ネット時代の寵児(ちょうじ)ともてはやされた元ライブドア社長、堀江貴文氏(40)が先週、久しぶりに姿を現した。3月27日朝の仮釈放後にネットの生中継に出演し、夜には記者会見。30キロやせた姿と発言内容は注目を浴び、ブログやツイッター、フェイスブックでさまざまな反応を引き起こしている。本連載の初回は「帰ってきたホリエモン」がテーマだ。

 「保護観察なう」。3月27日朝、堀江氏はツイッターで“帰還”を報告。さっそくニコニコ動画の生放送に、移動中の車中から生出演した。

 動画を見た人々からは、「ホリエモンめっちゃやせてる」「監獄ダイエット」「ホリエモンは、体格がドラえもんに似ていたから、あのネーミングだろうけど、もう名前と合わなくなったね」などのツイートが。仮釈放直後の画像はすぐにネットの各所に転載され、収監前との比較画像も登場。1年9カ月の服役で30キロやせたという容姿の変化が、まずはネットの話題になった。

 「本当の堀江さん?」

 同日夜の会見では、語った内容よりも言葉遣いや態度に注目が集まった。「~させていただいて」「受刑者の方」など丁寧な言葉遣いの堀江氏に対し、ワイドショーのリポーターが「話し方も、内容も随分変わったと受け取っているんですが、これが本当の堀江貴文さんなんでしょうか」と質問する場面も。あるブロガーはこう書き込んだ。「刑事罰を受け、まだ刑期を残し保護観察処分にある受刑者が、これだけの注目を浴び、更生としての社会貢献や事業計画を話すというのは極めて異例のことではないだろうか?」

 その後のネット上の議論は、堀江氏に好意的なものが多い。罪に問われた旧ライブドアの粉飾決算事件について「リスクをおかして起業しても、検察に目を付けられれば排除される前例ができ、日本の若者の挑戦意欲が失われた」と指摘する声や、東京地検の強制捜査により新興市場で起きた株価下落“ライブドアショック”など、7年前を振り返る動きも出てきている。堀江氏は会見で、事件については反省の意を示したものの、検察に対しては「『正義』ほどうさんくさいものはない」などと牽制(けんせい)。同調するように、検察捜査の妥当性を問う声も再浮上している。

 「1次情報」フル活用

 こうしたネット上の考察を支えるのは、編集されず、かつ迅速に手に入る「1次情報」からの引用だ。堀江氏の会見内容は即日、ほぼ全文がニュースサイトに掲載され、動画も非公式に転載されている。ちなみに、翌々日にテレビ出演して話題になったタレントの中島知子さん(41)のインタビューも全文が有志によりアップされ、動画もネットに拡散。違法な内容を含め、情報の伝搬はネットでは止まらない。

 ただ、1次情報に触れる人数はまだ少ないのも現状だ。堀江氏の会見をネットで生視聴した人は約12万人、会見全文を掲載した主要サイトのアクセス数は2日現在で計約61万。視聴率1%で100万人とされるテレビとの落差は大きいが、無視できる数字ではない。「ネット世論」と一般の世論との乖離(かいり)の背景には、こんな数字の事情もありそうだ。

 さて、堀江氏は再び時代の寵児へと“リバウンド”できるのか。ネットニュースの見出しが短時間で移り変わるように、話題の消費も早いのがこの世界。発信力が問われることになるだろう。(お)

【用語解説】堀江貴文氏と旧ライブドア事件

 堀江氏は経営するライブドアの時価総額を9千億円以上に育てた手腕が注目を浴び、近鉄球団買収騒動やニッポン放送株の大量買い付け、衆院選出馬でも話題をまいた。ライブドア事件では、自社株の売却収入を売上高に含めて約53億円の粉飾をしたなどとして旧証券取引法違反の罪に問われ、平成23年5月に懲役2年6月の実刑が確定、同年6月から服役していた。

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