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二輪車各社のアジア生産加速 ホンダ・ヤマハが拠点拡大

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二輪車各社のアジア生産加速 ホンダ・ヤマハが拠点拡大

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ホンダが23日に発売する400ccのスポーツ二輪車「CBR400R」。タイで生産するモデルと部品を共通化した  二輪車各社が東南アジア諸国連合(ASEAN)やインドでの開発・生産態勢を強化する。ホンダはタイで大型二輪車の生産を始め、輸出拠点としての機能を強化。ヤマハ発動機はインドに開発拠点を設け、現地のニーズに合わせた車種拡充を進める。

 アジアで生産するモデルとの部品共通化で、市場が縮小する国内向けモデルの開発コストを削減できるメリットもある。

 ホンダは2012年末からタイで500ccのスポーツ二輪車「CB500シリーズ」の生産を始め、欧米向け輸出を始めた。かつては現地向けの100cc前後の車種が中心だったが、技術力向上に加え、タイ国内でも大型車の需要が高まっていることから、大型車がメーンの先進国向けモデルも手がける一大輸出拠点に成長した。

 12日に発表した国内向けスポーツ二輪車の新モデル「CBR400R」(希望小売価格は66万9900円から)など3車種は、タイで生産するCB500シリーズと9割の部品を共通化したエンジンを載せた“日タイ連携”第1弾となる。

 部品共通化で開発コストを削減。国内向け二輪車の開発費が年々削られる中でもエンジン刷新を可能にした。23日から順次発売する。

 ヤマハ発動機は今月、インドに海外5拠点目となる開発センターを稼働させた。14年には二輪車の第2工場も稼働、開発から生産まで一貫して現地で手がける。「価格競争力のある商品を迅速に投入する」(担当者)方針で、同社最安となる1台5万円程度の二輪車も開発する方針だ。

 12年のインド二輪車市場は約1400万台と中国を抜き世界最大。ヤマハ発は旺盛な需要を背景に、15年には12年比約3倍となる100万台の販売を目指す。

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