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国内テーマパーク集客好調 TDLやUSJ、積極投資で目新しさ提供

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国内テーマパーク集客好調 TDLやUSJ、積極投資で目新しさ提供

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 国内消費が低迷する中、テーマパークの集客が好調だ。15日に開園30周年を迎えた「東京ディズニーランド」(TDL)と、「東京ディズニーシー」(TDS)を合わせた2012年度の来園者数が過去最高を突破したほか、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)など他の大規模施設も軒並み増加。各社は新しいアトラクションの投入やイベント実施を積極化しており、さらに集客力を増している。

 昨年7月にTDSで開業した新アトラクション「トイ・ストーリー・マニア!」が人気だったオリエンタルランド。13年度はTDLの30周年を記念した特別イベントを多数用意し、入場者数の増加が確実視される。

 他のテーマパークも堅調で、USJの12年度の入場者数は、昨年3月開業した子供向けエリア「ユニバーサル・ワンダーランド」が牽引し、11年度比約1割増の975万人を達成。「ハリー・ポッター」が開業する14年度に、過去最高(01年度の1102万人)の更新も視野に入る。

 また、経営再建中のハウステンボス(長崎県佐世保市)も、昨年9月までの1年間の入場者数が前期比6.6%増の191万人だった。世界最大級の5階建て巨大迷路「ザ・メイズ)」がオープンした今年3月は、前年同月比で約3割増の入園者数という。鴨川シーワールド(千葉県鴨川市)やナガシマリゾート(三重県桑名市)なども昨年実績を上回った。

 消費がレジャー施設に向かう背景には、震災後の自粛ムードが落ち着いてきたことによる反動増などもあるが、「各テーマパークの積極投資で、目新しさを提供していることが好調の要因」(日本総合研究所の小方尚子主任研究員)という。

 ただ、「逆に投資ができないテーマパークの淘汰(とうた)が今後はさらに進むだろう」と分析している。

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