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スターバックス、年内に日本で1千店突破へ 北米以外では初
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コーヒーチェーン大手、米スターバックスのハワード・シュルツ最高経営責任者(CEO)は10日、東京都内で会見し、今年中に日本の店舗数が1000店を突破することを明らかにした。世界でも北米以外では日本が初めて。
シュルツCEOは「日本市場は予想よりも大きな市場だ。景気も良くなり、店舗展開は強気に考えている」とし、今後も出店を加速させる方針を示した。
日本では1996年に東京・銀座に1号店を開設し、今年3月末時点で全国に985店を出店。来年3月末までに新たに約65店の出店を計画している。
同社の日本法人スターバックスコーヒージャパンは、この日、新本社ビルに11日オープンする「スターバックスコーヒー目黒店」(東京都品川区)を報道陣に公開。日本建築や庭園をヒントに明るい空間を演出した作りで、日本を象徴する旗艦店舗として位置づける。
同社が10日発表した2013年3月期決算は、売上高が前期比8・1%増の1165億円、最終利益が38・3%増の53億円と、ともに過去最高を更新した。