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「まだらに白くなる」被害者が2250人に カネボウの美白化粧品の被害拡大
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カネボウ化粧品は23日、美白化粧品を使って「まだらに白くなる」症状が顕著に出た利用者が19日までに2250人に上った、と発表し、消費者庁に報告した。自主回収に引き続き、全国に50~150人規模で専任担当者を配置し、症状の出た人に対応する。
同日会見した夏坂真澄社長によると、白斑症状の問い合わせをしてきた人は19日までで6808人。うち、3カ所以上の白斑、5センチ以上の白斑、顔に明らかな白斑のいずれかに該当すると申し出たのが2250人だった。同社は申し出のあった人すべてを訪問して対応する。
また、社内に夏坂真澄社長を本部長とする「ロドデノール対策本部」を設置。日本皮膚科学会の協力を得て、原因究明や治療方法の早期確立を図る。また全国に50~150人規模で専任担当者を配置して症状の出た人を継続的にフォロー。医療費などを過去分も含めて回復まで負担するほか、慰謝料は実態を確認後に基準を定めた上で、回復時に支払う方針だ。
夏坂社長は「大変重く受け止めている。完治するまで対応するのが責任」として、引責辞任などは否定した。
カネボウ化粧品のこの美白化粧品には医薬部外品の有効成分「ロドデノール」を含んでいる。