ニュースカテゴリ:企業
メーカー
大容量蓄電池や海流発電に関心 再生可能エネ展
更新
東京・有明の東京ビッグサイトで開かれている「再生可能エネルギー世界展示会」は25日、2日目を迎えた。エネルギーの安定供給や新しい発電技術への関心は高く、関連製品や技術を出展した日本ガイシのブースなどが来場者でにぎわっていた。
日本ガイシは、ナトリウムイオンと硫黄の化学反応で充放電を繰り返す大容量の蓄電池「NAS電池」を青森県の六ケ所村での導入例を基に紹介し、同じ容量のリチウムイオン電池と比べて大きさが半分程度でコストも抑えられる特長をアピール。同社は三菱マテリアルの工場(茨城県常総市)で2011年秋に起きたNAS電池の火災事故を受け、全ての納入済みNAS電池について不良部分の改良と入れ替えを進めており、13年度中に終える予定。今後は「再生可能エネルギーの導入が国策になった欧州各国に積極的に売り込む」(担当者)という。
また、IHIのブースでは海流でタービンを回す開発中の海流発電装置の模型を展示。完成すれば1機当たり毎時2メガワットの発電が可能で、浮体式洋上風力発電と組み合わせれば発電の大規模化も図れるという。同社は鹿児島県の屋久島と高知県の近海、紀伊半島沖、小笠原諸島周辺での導入を目指し、3年以内に実証実験に乗り出す。