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高齢者を癒やすロボット人形 認知症予防などに効果
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バンダイが11月9日に発売する新たに言葉を覚えるしゃべるぬいぐるみ「ハートそだつよ!プリモプエル」=3日、東京都千代田区
認知症予防や癒やし効果が期待される高齢者向けのロボット人形が注目されている。話すだけでなく、最近は言葉を新たに覚えたり、反応を示したりと多彩に進化。増加する独り暮らしの高齢者の寂しさを和らげるコミュニケーションツールとして需要が高まりつつある。
“ずっと成長するしゃべるぬいぐるみ”というコンセプトで開発したのが、バンダイが11月9日に発売する「ハートそだつよ!プリモプエル」だ。
1999年から累計110万体を販売する「プリモプエル」シリーズを4年ぶりにリニューアル。自分のニックネームや新しい言葉を覚えさせる機能を追加し、「飽きられないよう成長を感じられるようにした」(プレイトイ事業部の森江和美リーダー)。
新たな言葉は同社がインターネットで毎月約20ずつ配信し、ぬいぐるみに内蔵したSDカードにダウンロードする方式を採用。素材も柔らかく触り心地のよい素材に一新した。価格は1万4175円とぬいぐるみとしては高価だが、「親・子・孫の三世代で長く楽しめる」(森江リーダー)と価値を訴求する。
タカラトミーアーツのおしゃべり人形「夢の子ネルル」と「夢の子ユメル」(各9975円)は1600通り以上の言葉を話すほか、手を振ったりまぶたを動かすなどして呼びかけに反応するのが特徴だ。
「独り暮らしの高齢者にとって会話のきっかけや癒やしになるとの声も多い」(広報)という。現在は犬やスズメなどのぬいぐるみに同様の機能を搭載したヒーリングパートナーシリーズとして展開。当初は子供向けに開発した人形だったが、購入者の約8割は50歳以上という予想外の逆転現象で売れ続けている。
医療衛生用品メーカーのピップ(大阪市)と玩具メーカーのウィズが2011年に発売した「うなずきかぼちゃん」は3歳男児をイメージし、「おててをつなごう」など約400語を登録。相手の呼びかけに反応してうなずいたり、話しかけたりする。
大阪市立大学大学院の検証で、高齢者の認知症予防などに効果があることが判明。価格は2万1000円。特別養護老人ホームなどでも導入され、これまで約6000体を売り上げた。