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オリンパスが一眼レフ開発中止 今後はミラーレスに集中
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オリンパスは10日、ミラーレス一眼デジタルカメラの新製品「OM-D E-M1」を10月に発売すると発表した。ミラーレス用だけでなく、一眼レフ用のレンズも利用できるのが特徴。同社は得意とするミラーレス一眼に経営資源を集中。一眼レフについては新製品を開発する計画がないことを明らかにした。
E-M1は、一眼レフ「E-5」の後継機という位置付け。E-5より約4割小型化する一方で、同社最高画質の1628万画素を実現した。防滴・防塵性能も備えている。
ミラーレス一眼は一眼レフと違って、カメラ内部の反射鏡がなく、小型・軽量化が可能。一方、一眼レフは光学ファインダー越しに被写体を見るため、速い動きのものを撮影しやすく、オートフォーカス(AF)も優れているとされる。
E-M1は新開発の電子ビューファインダーやAFシステムを採用して性能を向上。アダプターを使えば、一眼レフ用のレンズも使用できる。
想定価格はボディのみで14万5千円。上級志向のカメラユーザーらの購入を見込んでいる。
調査会社のBCNによると、オリンパスは今年上半期のミラーレス一眼の販売シェアで30・9%とトップ。ただ、一眼レフはニコンとキヤノンの2強が高いシェアを持つ。
都内で開いた新製品発表会で、オリンパスの笹宏行社長はE-M1について「技術の粋を集めた最高のカメラ。(一眼レフの)市場も取りに行く」と自信を見せた。